ラヴァーレについて

精油を用いた嗅覚トレーニング

アロマセラピーと嗅覚障害

アロマセラピーは鼻粘膜から嗅覚刺激が脳に伝達していくシステムです。

嗅覚障害とは、それらのシステムになんらかの影響が起きているものです。
精油が鼻粘膜から脳に刺激を与える効果や、アロマが嗅覚障害に効果的ということは世界でも少しずつ解明されつつあります。

嗅覚障害のお悩みをお持ちの方からコロナ後遺症以前よりご相談を受けていました。
その際には「ペパーミント精油」を一日数回嗅いでもらう方法をおすすめする事で、嗅覚の回復の手ごたえを感じていただいてます。

嗅覚障害、味覚障害に対して、アロマ(精油)で嗅覚トレーニングをすることは価値が高いと思います。

アロマを用いて行う
嗅覚トレーニングの方法

1日数回ペパーミント、ラベンダーアングスティフォリア精油を瓶から嗅ぐ。

精油の嗅ぎ方
・瓶を持って手で仰ぐように嗅ぐ
・瓶から直接香りを嗅ぐ(精油を肌につけないように気をつけてください。)
ほかにも、エタノールなどで10〜20倍に希釈して香りがするかを確認するのもおすすめです。

精油を室内で芳香するのもおすすめです。
アロマランプやディフューザーなどで精油を温めると揮発性が高まり、香りが拡散しやすくなります。

最近では、味覚障害のある方には「アロマグミ」を1日2個舐めるという方法を試していただくアドバイスをしています。
香りを感じなくても精油を嗅ぐことで脳波は反応すると聞いています。

精油を選ぶ際・取り扱い時の注意点

精油はきちんとしたものでないと、脳は反応しないというデータもあります。
ですから精油(エッセンシャルオイル)を選ぶはアルコール希釈などがされておらず、香料などの添加物のない、天然100%のものをきちんと選んでください。

一部ではありますが、取り扱い時の注意点も記載します。

  • 引火の可能性があるので、 使用時は周囲の火気に注意しましょう。
  • 精油の原液を皮膚・粘膜につけてはいけません。肌につける場合は、必ずキャリアオイルや精製水などで希釈したものをご使用ください。
  • 精油を飲用してはいけません。もし誤って飲んでしまった場合は、多量の水ですすぎ、飲み込んだ分は無理に吐かせずに、すぐに医師の診断を受けてください。

最後に

アロマセラピーはもちろん治療ではありません。
アロマで良い方向に向かう方もたくさんいますから、試す価値もありだと思います。
後遺症に悩むみなさんの回復を心よりお祈り申し上げます。

本記事はメディカルアロマアンチエイジング研究所ブログ(執筆:菅野千津子)を再編集したものです。

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