五千年前から使われてきた香り

街のいろいろな通りで色鮮やかな紫陽花が楽しませてくれていますね。

この時期の緑の匂いは何か懐かしさを感じます。

 

古くから宗教儀式などに使われてきた乳香。フランキンセンス。
黄金と同じ価値があった時代には、南アラビアを経由するフランキンセンス・ロード(乳香の道)と呼ばれる長い道のりをラクダのキャラバンが行き来していたと言われています。

日本では、奈良時代に中国から渡航してきた鑑真和上により持ち込まれたとされ、古くから薬やお香の原料として使われてきました。

乳香の産地であるイエメンやオマーンなどでは、赤ちゃんが生まれると母親と赤ちゃんを病から守るために乳香を焚くしきたりや、お祝いの席のおもてなしの香りとしても使われています。
乳香を衣服に焚き染めることは、マラリアを媒介する蚊をよせつけないためにも大変役立っているそうです。

 

五千年前から使われてきたというフランキンセンスの香り。

長い歴史に思いを馳せながら、ゆっくりと、

持ち運びにも便利な ディフューザーで、

フランキンセンスを中心にした香りを楽しみたいと思います。

 

みなさんの、いつも傍に置きたい香りはどのような香りでしょうか。
たけなか