サイプレスにまつわる話

アロマを勉強はじめたばかりのころ、当時の恩師から植物にまつわるお話をたくさん教えて頂きました。

その中で、一番印象的で心に響いたのが『サイプレス』にまつわるお話です。

サイプレスの学名 : Cupressus Sempervirens (クプレッスス センペルウィレンス)

『Cupressus』はサイプレスの伝説の中に出てくる少年の名前(キュパリス)が由来だそうです。

また、『Sempervirens 』は「永遠に生きる」という意味があるそうです。

 

≪キュパリス少年の物語≫

ある日キュパリス少年は槍の練習をしていました。そして練習中、自分になついていた牡鹿に誤って槍をさしてしまいました。

少年は自らを責め、嘆き、悲しみのあまりに体中の血液がなくなり、髪の毛が逆立ち、肌が緑色に変わってしまいました。

キュパリスは、太陽の神様「アポロン」に永遠に喪に服したいとお願いしました。

太陽の神様は、キュパリス少年を哀れに思い、その願いを聞き入れ一本の木にしてあげました。

そして少年が可愛がっていた牡鹿のお墓のそばに植えました。

その木は、冬の寒さにも負けず、死んだものを守り、悲しみを慰める木として、墓地に植えられるようになりました。

サイプレスはキュパリス少年が姿を変えた植物言われています。

サイプレスは、森林浴気分が楽しめ、心のリフレッシュに効果が期待できます。

むくみや冷え性のケアにもオススメです。

禁忌事項がありますので、確認してご使用くださいね。

まつかわ