春の訪れを告げる甘い香り

早春の訪れを感じさせてくれる梅の花がやさしい香りを漂わせています。

他の花に先駆けて春一番に咲く梅の花は、春告草(はるつげぐさ)とも呼ばれ、昔から愛されてきました。
梅の香りを楽しみながら鑑賞する梅見(お花見)はとても人気が高く、奈良時代の万葉集では、桜よりも梅の方がはるかに詠まれているそうです。


梅花の香り成分の研究も進んでいて、面白いことに、花の色により香りや香り成分が異なるのだとか!
ちなみに、白梅はライトフローラル、紅梅はスパイシーフローラル、薄紅色の梅はパウダリーな甘い香り、とのこと!
開花直後の朝に最も香り成分を放つのだそうです。

立春は二十四節気の最初の節。新しいことにチャレンジしたくなりますね!