香りのプレゼントはいかがでしょうか?
お花をプレゼントするとなると日本では「母の日」を思い浮かべると思います。
世界では大切な人にお花を贈る習慣があります。
例えばフランスでは、5月1日は「すずらんの日」とされていて、友人や家族など愛する人や親しい人にすずらんの花を贈るという古くからの習慣があります。
その歴史は古く、なんと1561年5月1日に当時のフランス王シャルル9世がすずらんの花をプレゼントされ、それをお気に召したのがきっかけだそうです。
このシャルル9世、JAAアロマコーディネーター受講された方は歴史で学習しました、父がアンリ2世、母がイタリアのカトリーヌ・メディチなのです。
カトリーヌ・メディチの特注の香水(シトラス系)の話しはなじみがありますね。
シャルル9世も香りには敏感だったのでしょうか。
すずらんの花を贈られた人には幸福が訪れると言われ、この日だけは、職業年齢に関わらず誰でもすずらんの花束を販売して良いそうです。
子供たちも森で摘んできたすずらんを売ったりするそうですよ。
イタリアでは3月8日を「女性の日」として、男性が女性に日頃の感謝の気持ちを伝えるためにミモザの花を贈ります。
花を贈るためにお花屋さんに訪れ、その贈る人を思い浮かべながらお花を選んでいる時って、なんだかワクワク幸せな気分になりますよね。
きっと贈られた人も幸せな気持ちにしてくれるでしょう。お花を贈るって素敵ですね。
すずらんの香りを精油ですと、ローズ、ジャスミンを2:1の割合でブレンドすると再現できるかと思います。
そして、世界で一番いい香り言われている組み合わせが、サンダルウッド、イランイラン、ジャスミンを3:2:1でブレンドすると素敵な香りが出来上がります。
ぜひ、ご自身で香水を作る際に参考にしてみてくださいね。
花から抽出した精油も、蓋をあけるて香りをかぐと華やかで幸せな気持ちになります。
贈る人を思い浮かべて、アロマで香りのプレゼントをしてみるのもいいですね。
すみやま