植物油と傘の・・素敵なつながり!
先日訪れたショップで、和傘が展示されていました。日傘や雨傘がカラフルで、その細やかな姿に、つい見とれてしまいました。
和傘をつくる材料はとてもシンプルな自然素材です。
竹と和紙、そして防水用に使われるのが、植物油。
どんな油を使うのか調べてみたところ、エゴマ油やアマニ油など、オメガ3系の植物油が使われるとのこと!和紙に油を塗る作業は油引きと呼ばれていて、オイルの絶妙な配合と量が難しいのだそうです。
材料はシンプルですが、完成品までの工程は、なんと100以上もあるそうで、まさに匠の技ですね。
和傘の持ち方は、柄を下にして持つのですが、それは、水滴が傘の中に溜まると傘がいたんでしまうから。色々と工夫を重ねて今の形になったのですね。
自然とともに生きてきた日本の知恵の結晶。洋傘も便利ですが、たまには和傘で雨音を楽しんでみたいですね。